長い国慶節連休を控え、中国国内旅行は値上げしている中、なんと中秋節の3連休の飛行機が安いことを発見した。行き先は、広州か長沙かって悩んだ結果、この2ヵ所どれでもまだ残暑で30度以上があるので、涼しい大連にした。
日本人の馴染み深い大連。2021月9月の様子と感想を伝えたい。
まず、旅行先として選ばれる理由は
1.夏でも涼しい
2.海がある
3.日本に深く影響されている
成都の新空港「天府国際空港」から3時間で到着した大連の空港。「周水子」（大連周水子国際空港）という名前で、市内からかなり近い。私が知ってる中国の空港の中で市内に一番近いかもしれない。（日本の福岡空港と比べたら、少々遠いけど。）タクシーに乗るなら、市内まで20元があれば大体行けるし、地下鉄も空港バスも完備している。が、ナビは私の行きたいランチのレストランは空港から10分ぐらい歩いたバス停から路線バスでなんと1元でたどり着いた！
港町の大連で、私は一年ぶりに以下のことをした：
海を見た（成都には海がない）
ウニを食べた（ほかの海鮮が空輸で成都に届くけど、ウニは新鮮なものじゃないと、食べれないもん）
路面電車に乗った（成都には新しい路面電車があるけど、味のある古いものがいい）
ローソンで買い物をした（なぜか成都にはローソンがない）
生の日本人を見た（ZOOMとかで日本人と話すけど、対面はゼロ）
ということで、久しぶりの一人旅だったし、けっこう興奮していた。
写真やイメージの中、大連は繁栄している日系企業の多い町だが、今回実際に訪れてみると、確かにきれいで高層ビルも多かったが、市中で回ってみるとやや寂しい雰囲気になっている。大連地元の友達によると、政治的な理由で（「薄熙来」を検索してみてください）この何年間の大連は発展が止まって、日系企業も中国から東南アジア市場にシフトしたので、経済は以前より良くないと…
今回せっかく海を見にきたのだが、あいにく今年大連の最悪天気に遭遇した。台風並みの11級の風で、市内でも６-7級があった。嵐の中で、2日目で行く場所が失った私は、室内でごろつきできる「お風呂マッサージ」（搓澡=全身アカスリ）を体験した。成都では公共風呂があんまりなく、シャワーが主流で、それに対して、大連は日本のお風呂文化を吸収し、マッサージを取り入れ、自らの文化になっている。中国の東北では「お風呂マッサージ」が有名で、その中一番こだわりがあるのは大連だと言われている。日本に長い私だが、お風呂場での裸になることに抵抗がないが、中国の南のほうの人はほとんど公共風呂に行ったことがないので、銭湯がだめ…そんな私だが、さすがお風呂マッサージになると、いろんな姿勢にやらされるので、ちょっと恥ずかしかった…でも途中で慣れて、気持ちよかった！
今回3日間で実際に行った場所と食べたもの（嵐の影響でスケジュールを大幅に変更したもの）
1日目：
11:55 空港着 → ランチ（ウニ餃子） → 路面電車に乗る（201/202） → ホテル → 星海公園 → 星海広場 → カフェ → 晩ご飯（焖子）
2日目：
朝食（スープ小籠包） → 郵便局 → ランチ（サワラの餃子） → お風呂マッサージ → 晩ご飯（海鮮バイキング）
3日目：
朝食（久しぶりの吉野家） → 金石灘（ビーチ） → ランチ（ユムシのかけごはん） → ロシア観光街 → コーヒー屋 → 漁人碼頭（漁港風景） → 晩ご飯（東北の酸菜鍋とブラッドソーセージ）→ 20:45 空港発
全体的に楽しかった。残念なのは最初の2日間も悪い天気で、海を楽しめなくて、地質公園も閉園だった。また今度大連に旅行に行けたら、リベンジして、そして軍港の旅順にも行きたい。
