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20時間の南寧市旅行

南寧市は広西チワン族自治区の首府で、都市としては大きくないですが、広西の有名な観光地「桂林」と「北海」の中間地点になるので、交通のターミナルとしてよく利用されています。南寧市は有名な観光スポットがあまりないが、食べ物は特色がありますので、今回は週末であんまり時間がない中で、食べるだけだと思って、旅先を南寧市にしました。

10/15金曜の夜に仕事を終え、地下鉄に乗って空港へ。

23:40に南寧空港に到着。20元で乗れる市内行きの空港バスまだ運行中。それは素晴らしいことです。10/16の0時15分に南寧駅に到着しました。南寧の夜市がとても有名で、深夜でも屋台が続いています。駅から徒歩も行けますが、そこはやはりシェアリング自転車の出番、たった3分で「西关夜市街」に到着。ちょっとだけお茶(薬膳茶)と激辛山椒味もみじ(写真を撮るのが忘れてしまいました(笑))を買ってホテルにチェックインしてから部屋で食べました。

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0時すぎても賑やかな夜市

10/16雨。旅行としては最悪の天気ですが、グルメ旅行としては最高かもしれません。なぜならば、雨になったら人気店が並ばずに済むだからです。8時40分に着いたのは、人気店の「北泉姐老友」です。口コミサイトでは4時間も待った人もいるほどの人気店ですが、雨だったし早かったしなんと全く並べませんでした。そのまま注文して、料理人の北泉姐がその場で香辛料を炒めて作ってくれたのは「老友米麺」(老友粉)です。一番豪華の「全部入り」は31元、南寧市の「老友米麺」でもトップレベルの値段です。酸っぱくて香ばしくて少し辛くておいしかったです。次食べたのは「粉饺」、米で作った皮に揚げチャーシュー、豚肉、しいたけ、シログワイ、青ネギがあんの蒸し餃子です。もちもちの皮でシャキシャキの中身でおいしかったです。が、その時まだ朝10時前、もうお腹いっぱいになってしいました。それでも人気店へ行くと決めた私が訪れたのが「阿嬤手作」というその場で作ってくれるお茶の店。注文したのは手作りおもちミルクティーでした。お客さんが私しかいない中(出前がある)、なんと30分以上待ってました。手作りのおもちがめっちゃもちもちして、タピオカよりはるかにおいしかったです。

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朝10時半まで食べたもの

もう何も入れない私が雨の中、郊外にある室内施設「広西民族博物館」へ行くことにしました。無料で広西チワン族自治区に暮らしてる少数民族の状況を少し勉強しました。でもこの博物館の見せ場は室外にあるエリアに各民族の個性豊かな建物が実際に見られることです。せっかくなのでぐるっと散歩しまして、ようやくお腹が少し減ってたので、バスで市内に戻って、お土産用のインドネシアのデザートを買って、最後にもち米のポークライス(13元)を食べて慌てて空港行きのバスに乗りました。

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広西民族博物館と最後食べたもち米のポークライス

少し慌てましたが、けっこう食べた20時間でした。南寧市は物価が低くて、首府都市の中でたぶん最低なレベルです。夜市がたくさんあって、また行きたいです。