延吉市は吉林省延辺朝鮮族自治州にある小さな都市です。今回は10/22-24の間で長白山の天池を見るための旅ですが、延吉市では朝鮮族のグルメが多いので寄り道していました。
1日目:成都から長春空港に到着(18:15)してから、空港にある「龍嘉」駅から2時間ちょっとの高速鉄道で「延吉西」駅に到着(21:24)。豪華な晩ご飯を食べました。
*長白山だけが目的地なら、長白山空港が一番近いですが、直行便が少ないです。
2日目:延吉有名な朝市「水上市場」で買い物と朝食(ポシンタン:犬肉のスープを食べてみた)→車で長白山北坡へ→長白山北坡内(天池、滝、温泉地獄)遊覧→麓で東北地方料理の晩ご飯→温泉ホテルで宿泊
3日目:ホテルで朝食→車で帰り道→敦化市内で昼ご飯→高速鉄道で空港にある「龍嘉」駅に戻って、北京大興空港で中継して成都に帰りました。
延吉の街では朝鮮語で書いた看板が多く、基本的に標準中国語と並んでいます。コロナ禍、韓国にいるような雰囲気を感じられ、朝鮮族の料理が有名です。
長白山は清の時代の聖地として立ち入り禁止になっています。現在、長白山の観光地は中国国内では北坡、西坡と南坡に分かれていますが、北坡は観光施設として一番整えているそうです。西坡は階段が多く、歩いて天池に到着でき、そこからの天池が一番きれいだそうです。実はコロナ前なら、現地グループ旅行として北朝鮮側になる南坡も観光できていました。天池は世界で標高最も高いカルデラ湖です。ちなみに、現状では天池の水が三分の一ぐらいは中国に属して三分の二は北朝鮮に属しています。オフシーズンの中、午後に北坡の天池にたどり着くと、観光客が少なかったですが、朝鮮族の人が天池に向けて、「先祖様が来てるところだ」とひざまずいて頭を地につけて礼をする人がいました。
天池以外に、滝を見に行きましたが、まあまあかなと思いました。ただ、滝へ行く途中で温泉地獄や温泉卵を売ってるところを通過して、温泉たまごを買いました(三つで10元)。通常日本の温泉たまごは黄身がトロトロまたは半熟で卵白が固まっていますが、長白山温泉で茹でたたまごは全然違って、黄身はちゃんと固まっていて、卵白はトロトロでした。味もおいしかったです。
長白山温泉に入浴しようと温泉ホテルを予約しましたが、なんと夜9時で終了してしまいました( ノД`)シクシク…事前に確認していなかった私のせいです!でも次の日は10時からで、帰りの時間に間に合わなくなりますので、今回は残念でした。ただ、部屋内の蛇口からお湯は温泉で水は飲める長白山の天然水でした。一応温泉水でシャワーだけでもしていました。
今回は本当に慌てすぎた旅で、次回ならゆっくり温泉ホテル滞在したいと思います。