戸惑いながら進む

日本も中国も好き。旅行・文化・思いつき

夏の森散策旅~黒竜江省伊春市の1泊2日~

7月末ようやく派遣先(?通常の出張と比べて長すぎたので)の瀋陽から成都に戻りました。帰る前に最後の東北の旅行先として選んだのは「林の都」と呼ばれる黒竜江省伊春市です。伊春市はほぼ中国の最北エリアに位置し、北でロシアと国境を接しています。高緯度なので、冬の厳しい寒さに対して、夏には涼しくて、7月の平均気温は21度ほどです。

伊春の位置

成都からだとかなり遠くて、伊春は小さな都市なので、成都から直行便がなくて、帰ったら簡単に行けないし、瀋陽からなら、寝台列車に乗って13時間ぐらいで伊春駅に到着できて、それでも大変だ、成都よりマシだと思って、決行しました。(4月末から7月中、ほかでもいろんなところへ行きましたが、やや季節外れになってしまうので、ゆくゆく更新させていただきます。)

スケジュールは以下の通りです。

7/17(金)瀋陽市にある「蘇家」駅発、K1021寝台列車で、翌日5:50「南駅到着

7/18(土)金山鹿→五営へ移動→五営森林公園

7/19(日)6:04「五営」駅発、K7137普通列車で、「湯旺河」駅到着→湯旺河林海奇石風景区→伊春市内へ移動→伊春市博物館→16:30「伊春」駅発、K1022寝台列車で、翌日5:51「瀋陽」駅到着→そのまま仕事へ

蘇家屯駅

現在の駅の中で珍しい低いホームのもの、列車に乗るのが大変だった

翌日朝に着く南岔駅

金山鹿苑前に展示されている機関車(夏期は6時から営業)

鹿だ!山に囲まれている草原?に鹿がいる

こんな渓流もある

鹿たちが休んでいる、早朝なのに

ちょっと影が邪魔だが、子鹿たちが別部屋

なんとここの鹿は奈良のと違って、大好物が生のトウモロコシの粒です。事前にネットで調べたので、前日用意しました。ほかの観光客がお店で買ったニンジンやよくわからない草とか鹿たちも食べますが、やっぱりトウモロコシが大好きのようです。とはいえ、鹿によります。一頭一頭が自分の好みがあって、よかったなと思いました。

2時間ぐらい居たら、少し飽きてしまうので、タクシーで金山の街へ。タクシー運転手と世間話をしながら、タクシー運転手が次の伊春への乗り合わせのタクシーを連絡してくれました。伊春へのタクシーの上で、また次の五営への乗り合わせタクシーに連絡してくれました。こうして五営の民泊に到着しました。荷物を置いたあと、簡単なランチを済ませ、森林公園へ出発ました。

「林の都」の伊春市では、公開されている森林公園の中、五営国家森林公園は一番有名なものではありませんが、魅力としてここのシマリスほかのと比べて警戒心が弱く、撮影しやすいところです。ピーナッツやひまわりの種、松の実などで誘い出せば、とても可愛い写真が撮れます。

五営国家森林公園前

1961年に中国の国家出席であった劉少奇がこの列車に乗って五営森林公園を視察したという

シマリスがたくさん

森だ!

朝鮮松の森で森林浴

マジかわいい

看板やゴミ箱もシマリス、相当押してる

 

森の中の湖

オブジェ

ちょっとキャップ風な施設(公園内はキャップ禁止だけど)

公園から出て、民泊に戻って、夜8時ごろもう寝ました。翌朝、5時起き。民泊から五営駅まで歩いて10分もう要らず。ですが、方向が違うか、お店や朝食を売る屋台全くありませんでした。駅舎は5時半に営業しますが、少し待ってからようやく待合室に入りました。待合室で瀋陽から持ってきたパンを食べている間、突然の大雨がやってきましたが、列車が来る前にもう止みました。というわけで、今日はまたいい天気になりそうです!

早朝の五営駅

普通列車が来た(1日2往復)

湯旺河駅に到着すると、湯旺河国家公園行きのバスがすでに待っていました。こういうバスが一番不思議なのは、変な道を走るのです。行き先の湯旺河国家公園は中国の5A級の観光地、最高ランクです。5A級になると、観光地までの道が必ず整備されているというのがマストですが、バスが砂利道に走っていました。大丈夫かなと思うと、地元っぽい人が降りて、通常な道に戻りました。田舎ならではのバスの走り方ですね。

「一線天」(岩の裂け目から空が細い線のように見える絶景)

この森のシマリスはピーナッツが好き

森風景

雷に打たれた木

滝だ

この公園は石が多いので、コースもキツめ

うさぎっぽい岩

野生ブルーベリージュース、5元(安い)

湯旺河さよなら

高速バスで伊春市内に到着したら、「伊春市博物館」へ

伊春市博物館は元々地質博物館だった

恐竜化石(ハドロサウルス類)

伊春駅(大きいが、営業時間が変)

窓風景

今回は瀋陽在住期間中、一番大変な旅でした。

まず、往復共に寝台列車でした。寝台列車の三段ベッドの上段は、正直かなりきついです。まず昇り降りが大変なのはもちろん、一度上に上がってしまうと、もう寝ているしかありません。体を起こして座ろうとしても頭が天井にぶつかってしまいますし、寝返りを打つのも一苦労で、本当に息が詰まるような思いでした。

そして、移動も大変で不思議でした。観光地や町を移動する際、バスは本数が限られていて、かといってタクシーを貸し切るには高すぎます。そのため、レンタカーしていない旅行者にとって「相乗り」が最も一般的な手段となります。この相乗りにはコミュニケーションが不可欠です。最初、南岔駅を出た時にタクシーの客引きに声をかけられました。普段の都市なら絶対に無視するところでしたが、ここは交通の便が悪い町なので、相乗りはごく自然な移動手段だと自分に言い聞かせながら乗りました。4人集まればすぐに出発します。面白いのは、移動中にドライバーと次の目的地について相談すると、彼らが次の区間の相乗り方法を教えてくれたり、知り合いのドライバーに連絡までしてくれたりすることです。価格もネットで調べた相場通りの会計でした。ただ、コミュニケーションが苦手な旅行者にとっては、少しハードルが高いかもしれません。まあ、地元の人たちとのこうしたやり取りには、どこには載っていない旅の醍醐味がありますね。

伊春は森の都市なので、私のように回るよりやっぱり真夏の間、12か月ほど住んだほうがいいかもしれません。涼しいし、空気もいいところです。

1泊2日友達と現地集合、江蘇省徐州市の旅

徐州市は江蘇省の北西端に位置し、元来は山東省南東部と江蘇省の長江以北の地域を指した漢代の地方区分の名称で、古称は彭城(ほうじょう)とも言います。市域内の沛県は劉邦の故郷で、彭城は項羽の都となっていました。元々とても有名な観光都市ではなく、南(江蘇省は江南エリア)の北(江蘇省の北)として、南北融合の地として、特別な風景がありますが、去年から中国各省で観光活性化のため、省内の各都市でサッカー試合が始まって、江蘇省内の人がサッカー応援で徐州に初めて訪れて、SNSで評判になったきっかけで、今回上海に住んでいる友達が強く勧めてくれて、徐州で現地集合して1泊2日の旅をすることにしました。スケジュールは以下です。

4/18(土)GJ8694 6:40瀋陽桃仙空港発、9:00徐州観音空港着→シャトルバス経由で高速鉄道で徐州東駅へ→宝蓮寺→ランチ→徐州博物館→郵便局→雲龍山→富国街夜市

4/19(日)朝食→彭城広場・文廟エリア→回龍窝→戸部山→戯馬台→乾隆行宮→GJ8693 18:30徐州観音空港発、20:50瀋陽桃仙空港着

初めて乗る浙江長龍空港の飛行機、まさかこんなに可愛い塗装機

シャトルバスの中のお知らせ、なぜつながらないのが不思議

高速鉄道観音空港駅

 

空港到着後、まずは高速鉄道観音空港駅へ。空港とその空港と名乗る駅までなんと2.4キロがあって、シャトルバスに乗る必要があって、この僅か5分のバスでなんと有料です。しかも中国の一般バス代は2元で、ここは3元。その1元の差は大したことじゃありませんが、不愉快の始まりとなりました。

高速鉄道でわずか15分で徐州東駅へ到着

友達と合流して、宝蓮寺へ。宝蓮寺は南北朝時代の劉宋永初年間(420年~479年)に創設された寺で、現在のものは2013年に建てられたものです。まさに新しい、そして大人気のインスタ映えスポットです。

大きいな蓮の花がお寺の前に

ちょっと横で見ると

入り口正面

正殿前

通天閣

まさに名は通天閣、高さ約60mです。閣内には弥勒菩薩の真身である天冠弥勒仏が祀られており、像高は39.88mで、現在最も高い室内仏像となっています。

訪れた日は人がたくさんで、良く調べると、翌日の4月19日は旧暦3月3日です。この日は中国の伝統行事「上巳節」で、道教の神話ではこの日が西王母(王母娘娘)の誕生日、すなわち有名な「蟠桃会」が開かれる日とされています(もしかしたら日本の3月3日ひな祭りの起源?)。江蘇省では廟会(お祭)がお寺で賑わいます。

蟠桃廟会の飾り

かわいいお坊さんの石像

徐州市内で「こんにちは、徐州」と飾られているショッピングモール

ランチの徐州料理、江蘇省の料理は基本甘いが、
ここは山東省の影響に受けて、四川人の私にとってとても口に合う料理になっている

徐州博物館の国宝たち

面白かったのはこの顔探しシリーズ(漢代の陶製の人形の展示品が多いので)

こういう写真の撮り方も(写真は中国の元バスケ選手、NBAでも活躍したヤオ・ミン)

郵便局でたくさんの風景印を一気にゲット

夕日を見るために、夕方に雲龍山に登る

山とはいえ、標高僅か142メートルで、市内に位置する「丘」です。

こんな山道

街景色を一望

途中の標識(標高の数字はなんだかおかしいよね(笑)、よく見て)

頂上の展望台に到着

雲龍山の頂上から見た夕日(湖は雲龍湖)

降りてきた

市内の夜市のスクリーンで江蘇省都市サッカー試合が生中継中

晩御飯は焼き串、有名だが、この店はイマイチだった

逆にこのつまみ「油揚げ麺菓子の合え」がおいしかった

朝食は名物料理のサー湯(鶏肉、卵、牛骨または羊骨、豚スペアリブ、麦の実、香菜、干しエビ、胡椒で煮込んだおかゆ)

江北第一楼

文廟(孔子を祀るお寺)、さすが孔子のふるさとの山東省に近いところがある

徐州特色のじゃじゃ米麵

清代の民宿が保留されているエリア「回龍窝」

戸部山は紀元前206年、項羽が彭城に都を定めた際、山頂に戯馬台を築いたことがあったから、戸部山は昔のお金持ちが住む場所で、今でも昔ながらの民宿がたくさん残っています。

戸部山の民宿

戯馬台

項羽の祀る場所

戯馬台一隅

 

戯馬台から眺める戸部山の民宿

街であった鳳凰のインスタレーション

鐘台

乾隆帝は1751年から1784年にかけて合計6回江南エリアを巡りました。その中、4回も徐州に訪れました。徐州の要衝としての重要性や、地元の人々の勤勉さを称え、行宮の設置や諸事の整備を命じたとされました。

乾隆行宮

乾隆行宮の中

 

乾隆帝が書いた徐州の文字は写真スポットに

帰りの空港

飛行機の中の夕日

今回も忙しすぎて旅になってしまいました。この週末はちょうど、江蘇省都市サッカー試合(前年のTOP1 VS TOP2)があって、上巳節も、地元の公務員試験やコンサートも重なり、とても混んでいました。そして、歴史や食べ物があるとはいえ、店員さんのサービスやホテル(割高なのに)の対応は最悪でした。観光都市ではないと認識していますが、お店や交通機関のサービスがあんまりにもひどかったです。たとえば、地下鉄で徐州東駅に到着して、高速鉄道に乗り換えするとき、真っ上に行けるエスカレーターやエレベーターがあればスムーズなのに、遠回りして15分以上歩く必要があります。しかもなぜか一番忙しい時期、すべてのエスカレーターが止まっていました。やっぱり地方都市はもう少し実際の利用者を考えてみないとな~

3連休の歴史旅~河北省石家荘市と河南省安陽市

もう6月なのに、旅行記は進捗がまだまだ4月頭の分で、もうちょっと頑張らないと…

4月清明の3連休に旅行先として選んだのは、第一にチケット代が安いところ、第二に暖かいところ(東北は暖房を止めたばかりで、室内がめっちゃ寒い時期)、第三に混まないところ、こういう基準で河北省の省都である石家荘市へ行くことにしました。そもそも北京にとても近く、観光都市ではなく、鉄道都市です。でもやはり石家荘だけでは3日間が長すぎて、鉄道が便利だから、高速鉄道でもう1か所を加えて今回の歴史2泊3日の旅になりました。スケジュールは以下です。

4/4 JD5193 9:25瀋陽桃仙空港発、11:30石家荘正定空港着→ランチ→正定古城→石家荘市内泊

4/5 綿二朝市→河北省博物院→普通列車で河南省安陽市へ(12:25石家荘発、14:47安陽駅着)→殷墟博物館→北大街夜市

4/6 殷墟宮殿宗廟遺跡群→天寧寺文峰塔→中国文字博物館→17:12安陽東駅発、高速鉄道で18:30正定空港駅着→JD5194 21:00石家荘正定空港発、23:00瀋陽桃仙空港着

河北省石家荘市と河南省最北にある安陽市の位置

石家荘正定空港に到着

ランチは餄餎麺、読めなかった漢字で、そば粉多めと小麦粉のみ2種類の麺が選べるタイプです(東京では大塚駅で最近専門店ができたみたい)。村にあるお店なのに、この店を目当て来る人がたくさん。

餄餎麺を食べた

茹で鍋の上に麵を作る機械があるなんて初めて見た

正定古城の南城門、お正月の馬イルミネーションがまだ残ってる

城を上ってみた

城の外は赤い桃の花

正定の昔の名前は常山、そう、三国時代の蜀漢の将軍趙雲(趙子龍)のふるさとだ
なので、城の両側では「子龍が出征する」と書いてある

正定古城内広恵寺の塔

城中心にある陽和楼

城内にお寺が何軒もあって、その境内の塔が風景に

中では一番有名なのは隆興寺で、中国十大名刹の一つです。隋の開皇6年(586年)に創建され、現存されたもので最古は宋代のものです。

隆興寺前

中国で最も古く、最大の転輪蔵(仏教本を置く場所、木製、宋代)

「東方美神」と称する明代に再造されたこの観音は五彩自在観音菩薩像と言って、
その姿は本当に自在で、神様の威厳のあると異なって、いかにも人らしい姿でとても珍しい

あいにく一番有名な正殿が修繕中で、有名な宋代千手千眼観音像の実物が見られなかった

境内の風景

晩御飯は安徽板麺、石家荘の街ではたくさんの安徽板麺の店があって、
私が行った都市ではこの町は一番安徽板麺の密度が高い場所
味は私の好みの牛スープ、薄広い麺で辛さが調整できる
なぜか北の地域で何を食べたら分からないとき、これが一番落ち着くもの
(ちなみに、瀋陽でもこれをよく食べる)

この日最後に計画したのは栄国府で、中国の4大名作の一つである『紅楼夢』がドラマ化されたとき、一番有名な1987年に撮影されたバージョンで、この栄国府はその時に作られたロケ地です。連休中の夜はパフォーマンスがあって、人気だと思ってもいましたが、想像以上の人混みで、入館だけでも100人以上の列があって、それで諦めました。バスに乗って悠々と市内のホテルに向かいました(栄国府を回ったらタクシーに乗るしかないので、だいぶ節約になりました)。

栄国府前

翌日朝一向かったのは河北省博物院です。個人的には中国トップ10の博物館に入られるほどの展示品の豊富さに魅了されました。

河北省博物院の前

展示品様々、中には国宝や海外展示厳禁のものも

館内ではテーマ郵便局があって、風景印をゲット

連休に合わせて館内ではパフォーマンスもある

普通列車に乗って、河南省へ(そう、中国の普通列車は緑)

安陽駅に到着

安陽は、中国の河南省最北部に位置する歴史的な都市で、古代中国の八大古都の一つです。ピンと来ないかもしれませんが、漢字のルーツである「甲骨文字」がここで発見され、3300年以上にわたって繁栄した華夏文明(黄河文明)の中心地です。なので、ここは殷(商)王朝(紀元前16世紀頃-紀元前1046年、考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝)のものが目当てです。

殷墟博物館は2024年にできた新館

「大邑商」(商の人が自分の国都に対する名称)と書いてある、商しか読めなかったけど

甲骨文字

牛骨の上にも文字

展示物いろいろ、見すぎると3000年前のものが当たり前という錯覚が出る

この墓には馬や人の骨があって、博物館の紹介文は単に○○坑には馬1匹、人1人とかしか書いていなくて、よく考えると、人を生き埋めにしての殉葬じゃん、ゾッとする

安陽名物「扁粉菜」、骨スープで太麵の春雨と青菜、豚の血と豆腐をグツグツ、
にんにくダレ&唐辛子でピリッと

安陽のマンホール蓋

夜の文峰塔

古い鼓楼の下にある夜市

安陽ならではの食べ物を堪能

次の日は悩みに悩んで、三国時代の曹操のお墓を諦めて、夕方の帰りに備え、近めのスポットを巡ることにしました。

世界文化遺産の碑

まずは殷墟遺跡群。宮殿宗廟を一部復元して中は映像で紹介するたてもの。

文字のある甲骨はこういう風に発見された

「婦好墓」の入り口(婦好は女将軍で、王妃でもある)

発見時のお墓の様子を再現(そもそも遺体がないようだ)

パフォーマンスもあった

安陽市のシンボルである天寧寺「文峰塔」

ランチはこんなの旅で唯一のちゃんとした河南料理の店で食べたもので、「扣碗」の4点セットが一人食の人にとってありがたいものです。「扣碗」とは、伝統的な蒸し料理、基本はまず揚げてそして蒸したものです。

扣碗4点セット(うずら卵、腐乳肉とか)

中国文字博物館(甲骨文字は漢字の元なので、ここで建てるのも不思議ではない)

中身も立派

展示物

展示以外に文字に関する文化関連と遊びもいろいろあります。

繁体字(1960年代以前使用)を見て簡体字(現在使用)を当てるというゲームコーナー

親子も分からない姿を見て、やっぱり時代は時代だと思いました。私の場合は小学校から書道を習ったし、しかも台湾や香港の歌やドラマが盛んだ時代だから、カラオケに行って、ミュージックビデオの字幕もほとんど繁体字でしたので、自然に身に付きましたが、今の人にとって難しいでしょう。

博物館で飲んだ墨(実は桑の実やブルーベリーのミックスジュース)

空港で食べた石家荘名物「ロバ肉の挟み焼き」

帰りの飛行機で撮った一枚

今回の旅はほぼ自然風景ゼロの歴史旅で、安陽は本当にお勧めで、とにかく物価が安く、そしてそんなに混まないところです。風景印もゲットしました。

文峰塔の風景印

たくさんの安陽市の風景印(自分で押したので、1個はちょっとズレて、押しなおしたものがある)

一番いい季節に訪れた山東省済南市の週末旅

済南市の位置

済南市は、山東省の省都で、有名な72か所もの自噴泉を有することから「泉の街」とも呼ばれています。古くからは「1戸につき1泉、どこでも柳の木」として街中には泉と柳があって、3月中旬に柳が黄緑になり、柳の綿毛が飛ぶ前の時間は私的にはベストシーズンです。そんな中、長期出張先の瀋陽から格安航空便があるので、東北の3月の寒さから逃げ先として選びました。スケジュールは以下です。

3月20日(金)22:05瀋陽桃仙空港発、翌日00:15済南遥墻空港着→ホテル

3月21日(土)趵突泉→五龍潭→ランチ→大明湖→黒虎泉と周りの公園→晩御飯→大観園

3月22日(日)民族大街市場→老舎旧居→趵突泉テーマ郵便局→真珠泉→芙蓉街→山東省博物館→18:50済南遥墻空港発、21:05瀋陽桃仙空港着(予定)予期せぬことが発生!

趵突泉は済南の自噴泉で一番有名な泉です。古くから「五経」の中の『春秋』でも言及されており、清朝の乾隆帝も「天下第一泉」と讃え、小学校の国語教科書にも出るほど、知らない人がいない名勝地です。

趵突泉公園入り口

4か国語の説明

大きな黄緑の柳で春を感じる(瀋陽はまだまだ寒かった)

まさに「万条垂下緑糸縧」!
(唐詩の名句で、春の訪れとともに美しく垂れ下がる柳の枝を、
緑色の細い絹の帯が何万本も垂れているかのように描写したもの)

趵突泉が見えた

実はこんなに混雑!朝なのに

裏から趵突泉を見てみた

趵突泉の後ろの建物「観瀾亭」の中の碑

園内の春景色

趵突泉公園の向こう側には五龍潭公園があります。景勝地より市民向けの公園という位置づけですが、ちょうどその日は桜まつりで、桜を見に行きましたが、なんと桜よりハクモクレンのほうが咲いていました。

五龍潭公園入り口(桜まつり仕様)

五龍潭公園の春景色

五龍潭の紹介

ランチは牛肉焼餅と名物「甜沫」、中国語で甘いで書いているが、
実は塩味のおかゆのようなもの、意外と気に入れた

大明湖の前

大明湖の名は昔の大ヒットドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」で知るようになりました。ドラマにちなんでどうしても蓮の花を探すのですが、季節外れだから見られるわけがありません。

大明湖の季節外れの蓮の花(枝だけ)

大明湖沿いでは済南人の宋代詞人「辛棄疾」の記念館があって、中でも毛沢東が愛される詞人だと強調しています。

辛棄疾記念館

毛沢東が書いた辛棄疾の詞
(今出張先の瀋陽で毎日このような崩し字と向き合っている)

大明湖景色

湖畔の超然楼

超然楼内の展示物

超然楼最上階からの眺望景色

解放閣は元の済南古城壁の南東角、
黒虎泉の東に位置し、堀を挟んで黒虎泉に面している

堀の両側も柳、解放閣が見える

黒虎泉、地元の人たちに長く愛されている名水スポット

地元の人が水を取ってる

一虎泉(もう泉が多すぎて、疲れてきた)

泉城広場で凧揚げしている

夜は青島ビール(山東省だから)と焼き串、おいしかった、
初めて食べた部位もあった

通りかかった教会

夜はもうお腹いっぱいなので、夜市はなしで、古い商業エリアの「大観園」にしましたが、なぜか人影まばらでした。

大観園に設置されたイルミネーション

翌朝に訪れた有名なグルメ街「民族大街市場」、なぜかあんまり食欲がなかった

すぐとなりの道では中国作家・劇作家老舎の旧居があって、エッセイ『済南の冬』が中学校の教科書に収録されたことで国民的に知られています。済南人と思ったら、なんと北京出身でした。

老舎旧居

土曜休みだった日曜営業の趵突泉テーマ郵便局に訪れ、風景印をゲット

次行くのは珍珠泉で、ナビで公園前に来て、この扉で戸惑いました!

「山東省人民代表大会常務委員会」って、思わずSNSで調べた

大丈夫かなって、何人も戸惑っている姿を見ました。調べたところ、これが入り口で間違いないようでした。その場所は元の時代で済南府知事(県知事相当)のお宅で、明代の藩王府で、清は山東巡撫(山東省トップ)のオフィス地でした。

珍珠泉、池の底から上がってくる泡が真珠のようで名付けた

鯉が泉水の中で悠々と

珍珠泉の隣は昔なからの道があって、北京のような胡同(小道)がたくさん

いい感じの民家

王府池子(旧王府のそばにある池だから)にたくさんの鯉

400年の歴史を誇る通り・芙蓉街(石畳が続く細い通り)

山東省博物館、素晴らしかった

展示品は面白い姿のものが印象的

デジタルと展示の融合がよくできた博物館!
動画で真ん中の壺でこんなにたくさんの器が入っていたことを紹介

山東省博物館テーマ郵便局で風景印ゲット

有名な展示品

遅めのランチ?早めの晩御飯?は済南名物「把子肉 」(豚バラ肉の醤油煮込み、右上)

済南空港

一番いい季節に済南に訪れたことがラッキーだなと思っています。実は夫も夫の従妹も済南がつまらないと言っています。その割には個人的にいい天気に恵まれて、瀋陽の寒さから逃げることができて、とてもいい週末でした。

いつも旅行記はここで終わりに入りますが、なんと思わずのアクシデントが発生!瀋陽は当日午後まで雨でしたので、雨上がりの後、なんと霧がかかっていました。飛行機が瀋陽上空でぐるぐるして、最後は長春の空港へ向かいました。長春空港着陸は22時ごろで、なんとあんまり多くの便が長春に来て、地面がシャトルバスの対応きれないので、航空機から降りるまで1時間も待ちました。ようやく待合室に到着し、なかなか案内が来ませんでした。知り合いで瀋陽の状況(特に空港所在区の状況)と天気予報を確認してみると、今夜は絶対に霧がなくならないし、高速鉄道(瀋陽―長春は大体2時間弱)もなくなったし、当日までの帰宅が断念されました。航空会社の案内を待つか、自分で空港から鉄道で普通列車の深夜便で帰るのが2択の状態になりました。調べたところ、今回の航空会社(そもそも格安航空だから)「北部湾航空」はなんと今まで長春空港と一切の関わりもなく、長春発着の便が一切ありません。航空会社の担当者が空港にいませんし、同じ便の航空会社のスタッフが特に空港を後にした状態で、空港スタッフも航空会社担当者の連絡待ち状態でした。どうにもならないので、自分で帰ることにしました。結局自己負担で空港からバス(25元)で1時半ごろ長春駅に到着し、2時過ぎの電車(一番安い硬席43.5元)に乗って、5時半ごろで瀋陽北駅に到着しました。そして、6時の地下鉄始発を待って、ようやく7時前に帰ることができました。

深夜の長春駅

乗った長距離電車、寝台は売切れ、ずっと固い椅子に座っていた

7時前地下鉄から降りたあとの霧模様

あとでSNSで同じ飛行機に乗った人の遭遇を聞いてみました。1時過ぎでようやくバスが手配され、2時ごろホテル着、8時バスで迎えると言って、7時にホテルのレストランに行って、この便の人は朝食が用意されていないと。お腹が空いたまま9時ごろ空港着、カップラーメンと水が配られ、飛行機はずっと「遅延中」の状態、11時半ごろようやく飛び、12時ごろ瀋陽空港着。もちろん、一切の賠償がありませんでした。

私の状況と比べてどっちが大変?

春の江蘇省常州市の週末旅

3月はじめから仕事関係でしばらく瀋陽ベースになりました。そう、また瀋陽なのです!3月の瀋陽はまだ寒くて、朝晩は氷点下のことも多く、毎日寒い風の中自転車で15分の通勤で翌日からもう膝が痛くなりました。せっかくだから、週末は暖かいところへ行きたいなと思って、往復飛行機代が安く暖かい江蘇省常州市を旅先にしました。

常州の位置

常州市はあんまり名を聞かない都市で、南京と上海のほぼ中間に位置しています。観光都市より工業都市というイメージが強くて、ただし一応江南エリアに属しているので、春で江南を訪れるのはこれが初めてです。今回のスケジュールは以下の通りです。

3/14(土)9:40瀋陽桃仙空港発、12:10常州奔牛空港着→ランチ→紅梅公園→天寧寺→青果巷歴史文化街

3/15(日)東坡公園→常州博物館→瞿秋白旧居→20:40常州奔牛空港発、22:45瀋陽桃仙空港着

常州駅、空港バスに乗ってまず常州駅で地下鉄に乗り換え(空港には地下鉄がない)

遅めのランチ(名物の鶏スープの極細麺わずか6元、
しかも麵のおかわりは無料)おかずは別料金

ホテルへの途中でもうはっきりと天寧寺のタワーが見える

道端の古跡(京杭大運河の支流で昔ながらの川のそば)

紅梅公園のシンボル、文筆塔
(そのキャラクターは去年省サッカー試合のもの)

文筆塔(写真が逆光)

元々赤い梅の花が名物の公園、ちょうど梅の花見の時期が過ぎた頃だが、
桜?ハナカイドウ?が咲いている

はくもくれんも咲いてる

公園の隣は天寧寺、唐の時代から建てられた寺院で、今はほぼ再建されたものです。

天寧宝塔は2007年に再建された常州のランドマークの一つ

道端の2色のはくもくれんで春を感じる

青果巷は、常州の古い街路の一つです。起源は明代の1581年以前にさかのぼり、「江南名士第一巷」と称えられています。世界遺産である京杭大運河の最古の区間、南市河に隣接しており、2500年以上の歳月を経た現在でも、「河が古い城を抱き、城と川が寄り添う」といった江南地方の伝統的な民家の風情を今に伝えています。

青果巷風景

道端ではじめて見た植物、ミツマタ、紙幣の原材料らしい

今回の一番のお気に入り、白黒の伝統的な建物、いかにも江南らしい

青果巷名物「エビ餅」、サクサク

青果巷の「状元郵便局」でゲットした風景印

暗くなる青果巷

東坡公園の名を初めて見た時、へえと思いました。調べたら、四川人の蘇東坡(北宋の政治家、文豪、書家、画家)は常州で亡くなったのです。前は蘇東坡の故郷眉山の「三蘇祠」などの蘇東坡にちなんだ場所をたくさん訪れましたが、やっぱりこの東坡公園にもそのような景色が見えます。

東坡公園入り口

蘇東坡の像

「喚魚」池は蘇東坡と最初の奥さんと因んだ四川省青神県のあの池のこと

東坡公園の中の「中国大運河」の碑

園内春景色

ランチのモツと豆腐の煮付け、やっぱり常州料理は甘すぎる

雪菜黄魚(野沢菜と黄魚の煮付)これは絶品

道端の教堂

常州博物館、人が少なめで、見物には最適

おやつにカニみそ小籠包を

雨気味になって、「瞿秋白旧居」を訪れました。瞿秋白(くしゅうはく)は、中華民国初期の革命家・散文作家・文学評論家で、中国共産党の初期最高指導者の一人です。いかにも江南らしい家に住んでいましたね。

瞿秋白旧居

今回の旅はそんなにたくさんの場所を訪れたというわけではなく、ただ暖かいところで春を探るというテーマのものでした。でも、青果巷は結構好きで、歴史がたくさんあって、商業も少しあるという場所で、成都の宽窄巷子はもう商業化しすぎて、昔ながらの雰囲気が全く感じられません。青果巷歴史文化街はまだ建設中で、楽しみです。

ラオス印象

今回の春節には9連休もあって、我が家の定番行事は大体旧暦正月1日の午後で終わりますので、旅行を計画しました。安くて春節はお休みを取らない場所という構想で考えたら、ラオスを目的地として選びました。

最初に着いたのはラオスの首都、ヴィエンチャンにあるワットタイ国際空港です。上空から見ると何もないところだなという印象でした。タクシーで20分も足らずで都心観光地に到着できる立地です。

上空から見たパトゥーサイ(窓が汚れている)

タクシーで見たパリの凱旋門を模して造られたパトゥーサイ、メインストレート

それに対してヴィエンチャン駅は浮いているように見えます。ヴィエンチャン駅は現在中国ラオス鉄道の終点駅としてもちろんすべて中国製です。

中国ラオス鉄道図(ネット画像)、ちなみに最近NHKの地球鉄道にドハマり中

駅名も中国語のほうが目立つような気がする

駅の中もいかにも中国最近の高速鉄道駅な感じ(横断幕の内容を含めて)

ラオスで一番大変だったのはお金の計算でした。空港のATMで200万キープを下ろして、実は1万5000円ほどしかありません。大変なのはもう予見できていますが、最初はヴィエンチャン市内のレストラン、観光地周辺でしたが、結構ローカル人が多く、安めなお店ですが、お会計の時、ゼロの数が間違って、桁1個少ない現金を渡しました。そして、ルアンパバーンのタピオカミルクティー店で現金ではなく、QRコードをスキャンして自分で金額を入力するタイプの決済で、桁1個多めに入力してしまって、店員が確認したあとに、パスワードを入力して払ったら、3杯のミルクティーで40元(800円、日本人には安いと思うかもしれませんが、中国では普通の値段)ほどのはずなのに、銀行からの支払いメッセージが着て400元(8000円)になったことが気をついて、慌ただしくなった私がいました。

ラオスは東南アジア諸国での中でも平均GDPが低く、貧しいといっても過言ではありませんが、物価を見ると驚きました。全体的にもちろん安めですが、とても安いとは言えません。道端のコーヒー一杯は安くて200円程度、スーパーの中なら基本輸入品ばっかり、中国製、タイ製、ベトナム製、そして日本製と韓国製は少し、それに対して自国産のものが僅かです。お土産を買おうと思って、買えるのはコーヒー製品くらいでした。ちなみに、持ち帰ったコーヒー豆がすごくよかったですが、帰りに空港で残った現金を使い切ろうとした私が買ったコーヒー豆とインスタントコーヒー以外のもの、ティーパックとか全部ベトナム製でした。おいしいですが、もっとラオス自分の製品を出して欲しいと思いました。

ルアンパバーンの道端の10元のアメリカン、おいしい

ヴィエンチャンの観光地タートダム近くの人気カフェ店のコーヒー、値段は倍

今回接触したラオス人は外国語がほぼできない人がほとんどで、そしてほかの国と違って、翻訳アプリとかを使うのも苦手なイメージがあります。唯一に言葉を通じたのは、帰りに最後に乗ったタクシー運転手でした。中国語が流暢で、動画を見て学んだそうです。彼によると、元々ラオスの大手通信会社で8年間働いて、その時の月給は2000元ほど(参考値:ラオス平均月収800~1000元、中央値:1130元、ヴィエンチャン平均月収1900~2100元、中央値:1370元)、割といいほうでしたが、やっぱ足りなくて、仕事を辞めて、17万元の中国製ハイブリッド車を買って、タクシー運転手(配車アプリ専門)になりました。そして今は月給1万元で、家もパトゥーサイに近い金持ちの多い地域にいるそうです。ちょっと驚きです。成都ではタクシー運転手が二、三十年前ならよく稼ぎましたが、今や月給6000元も難しい状態です。もちろん成都はタクシーも多く、運賃も安く、そして地下鉄を含め公共交通機関も発達しています。それに対して、ヴィエンチャンは地下鉄もなく、BRTの道と駅が見えましたが、実際に運休している状態です(最新情報2026年3月より復活、無料体験期間があり)。それでタクシーがよく使われ、運転手が儲かるのですね。果たしてラオスでのタクシー運転手は成都のようになるのでしょうか。

ルアンパバーンビール、ビールが好みじゃない私でもおいしいと思う

泊まるホテル、ちょっとラオス伝統的な木造建物

クアンシーの滝、きれいですが、九寨溝ほどではない。が、泳ぐ人も風景に

日帰りツアーで行った田んぼカフェ(のどかな自然風景を売りに)

田んぼカフェにあるアトラクションの列車

タイのように象に食事を与えたりすることができる

インスタ映えの木

こんな感じの家はラオスでは普通かな

メコン川の船

メコン川の夕日がきれい

ラオスビール、町中どこでも広告看板が見える

ルアンパバーン夜市

伝統音楽の演奏者たち

ルアンパバーンは世界遺産の街で、ラオスの伝統的な建物や仏教建築とフランス植民地時代の洋風建築と溶け合う街です。ルアンパバーンの必見は早朝のお布施です。お坊さんたちが列になってお寺から出て、街を回ります、お布施とはお坊さんに炊いたもち米やビスケットなどの食品を少しずつあげることです。お坊さんが集まった食品を自分で食べたり、貧しい子供たちにあげたりしています。今は観光体験の一つになっています。

お布施

フランスの植民地だったので、ベトナムのようにバインミーもおいしい
ちなみにベトナムのコーヒーは基本甘いに対して
ラオスのコーヒーはお砂糖別。ありがたい!

ルアンパバーンのお寺

タチノウゼンという名のお花

ルアンパバーンの朝市、焼き魚などの串焼きがおいしいそう

朝市で買った蜂の巣の炭火焼き「ビンブン」
甘いかと思ったら、少し塩気があって、不思議な味だった

マリーゴールドをバナナの葉っぱで作ったタワーに付けてお花のお供え

初めて見た花ムユウジュ(アソッカ、英文名Saraca griffithiana)

ラオス料理:おこげのソース添え(おこげがおいしい)

カイペーン(メコン川で採れる川海苔をサッと揚げたもの)のソース添え

カオピヤック(米の押し出し麺を熱いスープで
麺は米粉のほかにタピオカ粉を混ぜたのか、モチモチ)

お寺で新婚さんが写真撮影中

ライスならではと言ったら、手作りのカバンとかが外せません。ルアンパバーンの近くに、織物の村があって、そこにいる婦人たち(子連れが多い)がみんな刺繡の小銭入れやバッグを売っています。値段は150円からで、お手頃ですが、布の質はあんまりよくないし、柄もみんな似ていて、応援の気持ちで一個ぐらい買おうか思ったら、150円(2万キープ)のものだと支払いするときに、急に300円(4万キープ)だと電卓を使って言ってきましたので、やめました。こういう商売は助長してはいけないと思いましたから。結局ルアンパバーンのメインストレートで「Her works」というデザイン感がある店を発見しました。そこのものはライス製で、手作りですが、村にあったものと全然違って、触った感じもデザインもとてもよくて、3人で結局合計3着のシャツ、ノートパソコン用ケース、サコッシュ、合計5点で3万円ぐらい使いましたが、それぐらいの価値があるものだと思います。手作りで売っていくには、伝統的なものだけだと足りなくて、ちょっとした工夫で値段がだいぶ変わります。

おしゃれなお店の看板とお花

たぶんオーナーが日本人、日本のグッドデザイン賞を受賞している

一目惚れのサコッシュ

ヴィエンチャンの夜市

夜市で買ったフルーツの和え物(酸っぱい辛い)

お気に入りのアボカドのシェーク(200円)、おいしい、安い

ヴィエンチャン道端の高級車(経済格差がすごい)

ヴィエンチャン市内観光地

ヴィエンチャン一番のショッピングモール(半分は中国ブランド)

ヴィエンチャン ナイト マーケット

メコン川沿いのキーズランド

ヴィエンチャンで食べたフレンチ家庭料理

フレンチはやっぱり日本のほうがおいしいですが、ヴィエンチャンでの値段は手ごろです。店ではいろんな外国人が食事をしていました。お会計でキープが足りなくて、カード決済もQRコード決済もNGの中、なんと10ドル現金+266人民元現金で支払いしました。為替レートがそんなに良くないのですが、ちょっと不思議な感じでした。
ラオスで欧米人が多い中(特にルアンパバーン)、日本人も何人かを見ました。ヴィエンチャンのホテルで日本人のジジがホテルのホールでスリッパを外して、足をテーブルの上に載せたまま、大声で日本語で電話をしたのを見ました。やっぱりリラックスできるところだなと思いました。

ルアンパバーンのお寺の保管物、お寺はどこでもゴールドで豪華

ルアンパバーンで見たメコン川とその支流が合流

お花とお寺の建物

命の木

ルアンパバーンで泊まったちょっと贅沢なリゾートホテル
(部屋はぼろい、庭が素敵)

ちなみにラオスからはがきを出しました。切手代は4万キープ(300円)、今まで行った国の中で一番高いです。ちゃんと届きますよね。

年末年始の家族旅行、知る人ぞ知る「福建省泉州市」の旅

泉州市は福建省の海辺にある都市で、2021年に「泉州:宋元中国の世界海洋商業貿易センター」として、世界文化遺産の一つに登録されたことがあって、一気に知名度が上がりました。そして、2025年にユネスコに「世界美食都市」として認定されました。ですが、そういう認定がある前、泉州市は全国から見るとほぼ無名でした。自分を売り出すのが苦手だったのか、謎でした。今回は親と旦那と4人で行ってきました。

泉州の位置

スケジュールは以下です。

12/31 EU1843で18:05成都双流空港発、20:40泉州晋江空港着→夜食→ホテル泊

1/1 開元寺→鐘楼→元妙観→承天寺→清净寺→関岳廟→無形文化財体験「獅子舞い」「宋代茶道」「胸叩き踊り」→関帝廟(夜)→無形文化財体験「布袋戯」など

1/2 泉州無形文化財館→南少林寺→中国閩台縁博物館→泉州の糸操り人形劇

1/3 梧林村→永寧古城→洛伽寺→石獅海岸→蟳埔村→夜市→GY7110で21:30泉州晋江空港発、翌日00:30成都天府空港着

泉州空港(軍民両用空港なので、空港内や空からの撮影禁止)

牛肉煮込みの名店で夜食

朝食の麺線(台湾で食べたことがあるが、基本台湾のものはこちらがルーツだ)

世界遺産の「開元寺」前

正殿前(屋上の飾りがお見事)

 

「開元寺」の名物、泉州市シンボルの双塔の一つが見える

やっぱり彫刻がすごい

「開元寺」の名物、泉州市シンボルの双塔のもう一つを近くで見る

境内で放生池で日光浴を楽しむ亀がたくさん

泉州市シンボルの双塔を一枚に

泉州鐘楼(古代のものだと思ったが、結構近代なもの)

泉州状元街の一角

抜けると元妙観の前に露店がある

 

元妙観(道教の廟、立派な建築物)

承天寺の入り口の盆栽

承天寺内古樹

孔子を祀る文廟

世界遺産のモニュメント(文廟もその一部)

ランチ:ミシュランの「文阿水丸湯」、魚団子のスープ

休憩も兼ねて1時間も並んだ麺(トッピングは自由)

 

清净寺(モスクのお寺、世界遺産、1009年に北宋時代にアラブ・ムスリムによって建設された中国現存最古のモスク、今回唯一の有料スポット)

清净寺前、内部は一部の建物のみ残されている

通淮関岳廟(関羽と岳飛を祀る場所、一番にぎわう場所)ご利益がすごいと評判

ここでおみくじを引くのもいろんなステップがあります。まず、お香で殿外で指定方向に向かってお焼香をして、殿内で像の前で、自分は誰、そして何を尋ねたいからおみくじを引いていいかを説明してからポエを使って、神様の意思を伺う。OKの場合のみ、おみくじを引いて、番号を控えます。それから再び神様の前でポエ経由で引いたおみくじが合っているかどうかを確認します。OKなら、おみくじを解説します。こんな感じで結構複雑です。

事前調べで無料で泉州の無形文化財体験ができる場所があって、予約していてみました。

無形文化財体験「獅子舞い」

無形文化財体験「宋代茶道」、日本式と似ている

無形文化財体験「胸叩き踊り」

無形文化財体験「布袋戯」

夜の通淮関岳廟前も人ごみ

夜の騎楼

泉州無形文化財館(泉州の無形文化財が多すぎるわ)

展示も実演もある

こんな細い花びら、実は磁器

南少林寺の跡地

修繕された「新」南少林寺

泉州名物「薑母鴨」(アヒル肉などを具材とし、生姜、米酒、漢方薬が入ったスープで煮込んだ料理)絶品!

中国閩台縁博物館は主に台湾の文化が
ほぼすべて泉州市や福建省の他地方から来たよという展示

内部のランタンがきれい

中国閩台縁博物館からの眺望

夜はなかなか予約取れない「糸操り人形劇」です。無料体験のものとスケールが全然違います。複雑な動作は数人で1つの人形を操ります。

糸操り人形専用劇院

糸操り人形劇

梧林村は近郊の村で、その近代建築群は1930年代、フィリピンに渡った蔡氏一族の華僑が故郷に戻り建設した西洋風建築です。その中、建築完了、内装なしの建物もあります。建設中、戦争が爆発し、その内装代で戦闘機を買って国に寄附したという。

素敵な西洋風建築がたくさん

庭に古樹があるほどの豪邸

永寧古城前

古城内の西洋風建築

古城内の財神廟

石獅黄金海岸から海辺の洛伽寺

洛伽寺風景(修繕中)

石獅黄金海岸に沿って歩いたら大きな観音菩薩像があった

石獅黄金海岸、ちなみにこれは台湾海峡の一部

海岸沿いのところ、ちょっとだけ鎌倉風

風が強すぎて、海が青くないけど、海は海

蟳埔村は、歴史と色彩が融合した小さな漁村で、今や話題なスポットです。一番の見どころは、女性たちが頭に鮮やかな花を飾る「簪花囲」という伝統(母が嫌だったので、体験していませんが)。まるでお花畑を頭に乗せているような美しさで、写真撮影に最適です。貿易船が運んできたカキの殻を使って建てられた「カキ殻の家」が並ぶ風景は、ここでしか見ることができません。昔から船で貨物を積んでアラブなどで貿易して、帰りに載せる重りにカキ殻を使っていました。持って帰ったカキ殻が家を建つ時に壁に入れて、そうすると、夏は涼しくて、冬は暖かいそうです。

カキ殻の家

村の中、女性みんな「簪花囲」をしている

蟳埔村のマック、ちょっとかわいい

漁船、さすが漁村

空港近くの夜市の隣にあった「靖安殿康王府」

今回泉州市の旅で一番感じたのは、この町の控えめなところです。世界遺産になる前、全国的な知名度が低いですが、実は結構お金がある街です。中国のスポーツ用品の知名ブランドはほぼこの町で生まれて、納税もすごいでしょう。タクシー運転手によると、今でも普通に一か月でウン万元で稼ぎます。成都は全国的に有名な都市ですが、今タクシー運転手の月給はとても低いです。まあ、地下鉄がない都市ですから。でも、泉州の豊さなら地下鉄があってもいいのでは。調べたところ、泉州は中心地の市内人口が比較的に少なく、しかも周りの村のほうがお金持ちが多いタイプの場所ですから、市内に地下鉄の建設基準に満たされていません。確かに、村とかで昔から海外へ出稼ぎする人が多いです。そのまま滞在し続ける人も多くて、日本では福建省戸籍の人に対するビザ審査がとても厳しいというのも関連しますね。