7月末ようやく派遣先(?通常の出張と比べて長すぎたので)の瀋陽から成都に戻りました。帰る前に最後の東北の旅行先として選んだのは「林の都」と呼ばれる黒竜江省伊春市です。伊春市はほぼ中国の最北エリアに位置し、北でロシアと国境を接しています。高緯度なので、冬の厳しい寒さに対して、夏には涼しくて、7月の平均気温は21度ほどです。

成都からだとかなり遠くて、伊春は小さな都市なので、成都から直行便がなくて、帰ったら簡単に行けないし、瀋陽からなら、寝台列車に乗って13時間ぐらいで伊春駅に到着できて、それでも大変だ、成都よりマシだと思って、決行しました。(4月末から7月中、ほかでもいろんなところへ行きましたが、やや季節外れになってしまうので、ゆくゆく更新させていただきます。)
スケジュールは以下の通りです。
7/17(金)瀋陽市にある「蘇家屯」駅発、K1021寝台列車で、翌日5:50「南岔」駅到着
7/18(土)金山鹿苑→五営へ移動→五営森林公園
7/19(日)6:04「五営」駅発、K7137普通列車で、「湯旺河」駅到着→湯旺河林海奇石風景区→伊春市内へ移動→伊春市博物館→16:30「伊春」駅発、K1022寝台列車で、翌日5:51「瀋陽」駅到着→そのまま仕事へ










なんとここの鹿は奈良のと違って、大好物が生のトウモロコシの粒です。事前にネットで調べたので、前日用意しました。ほかの観光客がお店で買ったニンジンやよくわからない草とか鹿たちも食べますが、やっぱりトウモロコシが大好きのようです。とはいえ、鹿によります。一頭一頭が自分の好みがあって、よかったなと思いました。
2時間ぐらい居たら、少し飽きてしまうので、タクシーで金山の街へ。タクシー運転手と世間話をしながら、タクシー運転手が次の伊春への乗り合わせのタクシーを連絡してくれました。伊春へのタクシーの上で、また次の五営への乗り合わせタクシーに連絡してくれました。こうして五営の民泊に到着しました。荷物を置いたあと、簡単なランチを済ませ、森林公園へ出発ました。
「林の都」の伊春市では、公開されている森林公園の中、五営国家森林公園は一番有名なものではありませんが、魅力としてここのシマリスはほかのと比べて警戒心が弱く、撮影しやすいところです。ピーナッツやひまわりの種、松の実などで誘い出せば、とても可愛い写真が撮れます。

















公園から出て、民泊に戻って、夜8時ごろもう寝ました。翌朝、5時起き。民泊から五営駅まで歩いて10分もう要らず。ですが、方向が違うか、お店や朝食を売る屋台全くありませんでした。駅舎は5時半に営業しますが、少し待ってからようやく待合室に入りました。待合室で瀋陽から持ってきたパンを食べている間、突然の大雨がやってきましたが、列車が来る前にもう止みました。というわけで、今日はまたいい天気になりそうです!


湯旺河駅に到着すると、湯旺河国家公園行きのバスがすでに待っていました。こういうバスが一番不思議なのは、変な道を走るのです。行き先の湯旺河国家公園は中国の5A級の観光地、最高ランクです。5A級になると、観光地までの道が必ず整備されているというのがマストですが、バスが砂利道に走っていました。大丈夫かなと思うと、地元っぽい人が降りて、通常な道に戻りました。田舎ならではのバスの走り方ですね。




















今回は瀋陽在住期間中、一番大変な旅でした。
まず、往復共に寝台列車でした。寝台列車の三段ベッドの上段は、正直かなりきついです。まず昇り降りが大変なのはもちろん、一度上に上がってしまうと、もう寝ているしかありません。体を起こして座ろうとしても頭が天井にぶつかってしまいますし、寝返りを打つのも一苦労で、本当に息が詰まるような思いでした。
そして、移動も大変で不思議でした。観光地や町を移動する際、バスは本数が限られていて、かといってタクシーを貸し切るには高すぎます。そのため、レンタカーしていない旅行者にとって「相乗り」が最も一般的な手段となります。この相乗りにはコミュニケーションが不可欠です。最初、南岔駅を出た時にタクシーの客引きに声をかけられました。普段の都市なら絶対に無視するところでしたが、ここは交通の便が悪い町なので、相乗りはごく自然な移動手段だと自分に言い聞かせながら乗りました。4人集まればすぐに出発します。面白いのは、移動中にドライバーと次の目的地について相談すると、彼らが次の区間の相乗り方法を教えてくれたり、知り合いのドライバーに連絡までしてくれたりすることです。価格もネットで調べた相場通りの会計でした。ただ、コミュニケーションが苦手な旅行者にとっては、少しハードルが高いかもしれません。まあ、地元の人たちとのこうしたやり取りには、どこには載っていない旅の醍醐味がありますね。
伊春は森の都市なので、私のように回るよりやっぱり真夏の間、1、2か月ほど住んだほうがいいかもしれません。涼しいし、空気もいいところです。


















































































































































































































































































































































































































