2021/11/29-12/1の間に湖南省の首府都市の長沙市に行ってきました。3日間に見えますが、コロナによる減便で実質上丸一日しかありませんでした。
11/29
成都から直便が減らされ、経由便すらなくなったので、航空会社のホットラインに相談して、重慶発の便に変更しました。そのため、午後から「成都東」高速鉄道駅に向かい、一番安い重慶空港に近い「重慶北」駅に到着するには、2時間ぐらいかかりました。空港の近くで有名な「重慶火鍋」を食べて、飛行機に乗って、長沙についたのは22時でした。
市内中心地にあるホテルでチェックインを済んだら、23時45分でした。この時間でも営業しているお店が多く、夜食として「炸串(串揚げ)」を食べました。
11/30
朝食→湖南省博物館→ランチ→岳麓山・岳麓書院→橘子洲→夕食→空港の近くのホテル
長沙の観光地と言ったら、この三つは定番です。
湖南省博物館はデザインと展示品が共に有名です。特に馬王堆漢墓出土品の展示品が国宝レベルのものが多いです。観覧ルートがとてもよく考えられて、ぐるっと回って、ちょっと疲れたと思ったらすぐベンチやお手洗いが見つかれます。
岳麓書院は岳麓山のふもとにある湖南大学の前身です。古くから有名な学問家はここで勉強や講義したりしていました。山自体は高くなくて、とても上りやすいです。ちょうど紅葉の季節で紅葉狩りをしていました。愛晩亭は岳麓書院の隣にある名亭で、紅葉にまつわある中国の国語教科書に乗せる名句「停车坐爱枫林晚,霜叶红于二月花(車を停めて坐に愛す楓林の晩、霜葉は二月の花よりも紅なり)」があるため、平日でもにぎわっています。
橘子洲は市内に流れる湘江の細長い島です。毛沢東(湖南省出身)の詩「沁园春・長沙」でさらに有名になりました。毛沢東が長沙市にいた時、橘子洲を何度も訪れ、晩秋の橘子洲の景色を見て、32歳の時この詞をつくったそうです。島は公園になって、青年毛沢東の芸術彫刻があって、湘江の景色がすばらしいです。
湖南省の朝食は米粉(米で作った麺)が定番で、有名な店に向かうと、なんと臨時休業。適当な店で「猪油拌粉」 を食べて、おいしかったです。
12/1
空港で買い物→帰り
長沙の名物ミルクティーブランド「茶颜悦色」はSNS上で大人気で、おいしいし、安いし、自分は24時間で5杯も飲みました。ミルクティー好きな親戚が居て、空港内検査後エリアで買えるので、4杯を買って機内に持ち込み、成都に戻りました。「茶颜悦色」のグッズもとても素敵です。100元以上も買いました。
通常長沙に行ったら、世界遺産の張家界「武陵源自然風景区」も行きますが、今回はコロナで帰りの飛行機時間が調整できなかったので、まだ次回の楽しみにします。