戸惑いながら進む

日本も中国も好き。旅行・文化・思いつき

浙江省台州市の旅

先日、臨海市に行ってきました。それは、浙江省台州市に位置する県級市で、歴史が長いところです。近年、台州は中国で唯一のミシュラン三つ星の中国料理店の所在地として、一躍有名になり、グメルが注目されるようになりました。臨海は台州の中、歴史の長い、そしてB級グルメ的なものが多く集めるエリアです。

航空券のブラインドボックスで出た旅先の中でわりと行きたいと思っているところですが、往復税込みでただ558元でしたので、飛行機の時間が少し微妙で、1日有給を取って、2泊3日(実質2泊1.5日)でした。

 

スケジュール:

4/15 17:30~20:25 成都天府空港→台州路橋空港

4/15夜 台州市椒江区で宿泊

4/16 駅までタクシー、台州駅から臨海駅まで高速鉄道で11分、臨海駅からバスでスタート地点の東湖公園へ

臨海市の台州府城エリアのマップ

ABCDEFの順で「台州府城」エリアを観覧

臨海市博物館で見物

夜は「紫陽街」でぶらぶら、近くの民宿で宿泊

4/17 ローカルフードの朝食を食べて、配車アプリで予約した相乗りする車で空港へ

12:45~16:00 台州路橋空港→成都天府空港

 

今回は上海で働く友人と現地集合から始めます。上海から臨海まで高速鉄道でおよそ3時間ほど。週末にとって丁度いい旅先です。

ただ臨海は台州路橋空港から遠くて、飛行機は夜到着なので、1日目は近場にある、今台州市の中心(政府関連施設がこちらに集めている)である椒江区に一泊しました。結果的に、私も友人もここで食べたもののほうが安いし、美味しいと共通認識しました。

ホテルの近くの店で夜食:豆面碎は芋で使った面のスープ、優しい味。
左上は炊圆、もち米で使った「シュウマイ」のようなもの。
扁食包蛋、餃子のようなものとたまごと一緒に焼いたもの。
小肠卷、腸詰を薬膳調味料で煮込んだもの。

有名な夜市に行きましたが、学生街なので、安いですが、
地方色が薄い、どこでもありようなものばかり

朝食で食べた「炊飯」はタレが染み込んでおいしかったです。

麻滋煎蛋は、たまごをもちと一緒に焼いたもの、こっちの人、何度ももちみたい

梅花糕、形が梅の花のようで、香ばしい甘いデザート

翌朝高速鉄道で臨海へ

まずはマップAの「東湖公園」、綺麗

この公園は元々宋の時代の水軍の駐在地

園内は昔の官僚が劇を見るために建てたステージも

赤い葉っぱがあると季節が紛らわしくなります

東湖公園から出ると、マップのBの場所である
「江南長城」と称する台州府城壁
見るだけで諦めたい

全長6000m余りの長城だが、今は5000mぐらい残っている。
東晋(402年)より建築し始めた

マップのBからCの間、上り坂が多くて、大変でしたが、
壁超えでいろんな展示が見えます。
これは明の時代の有名な大将軍が統率した「戚家軍」を使用した兵器を再現したもの

 

日本語の紹介も点在している

マップのDのところから、城壁から降りて、「紫陽街」(EからFまで)へ

こんな古い町並み

いい感じな古さ

夜はこんな感じ

紫陽街は古い町並みが続きながら、グルメ街としても有名
週末なのでどの店も混んでいて、特にしたの「海苔餅」のお店
3時間以上並んで、買う人もいた
さすが3時間は無理なので、そこそこの有名店で30分並んでお土産として買った

あんまりにも暑くて、お店がどこでも混んでいたので、タクシーに乗って少し離れた臨海博物館へ行きました。ホールを2つぐらいしか見物していませんが、記念用のスタンプの多さに驚きました!

夜は海鮮レストランで食事、台州市も海の街なので、海鮮は新鮮!
左下の蒸し三種の魚の盛り合わせ、この料理の味付けは初めて、
とてもおいしくて、感動した

翌朝、多めの朝食を食べて、配車アプリで乗り合わせの車で空港へ

台州路橋空港は軍民両用空港でとても小さい
成都のバスターミナルよりずっと小さい)
軍事秘密関連なので、飛行機に乗ったあとはブラインドを閉めたままにしないといけない

こんな感じのグルメ旅でした。実は、台州市にはまだいろんな場所があって、海辺の島や天台山など、距離は少し離れているので、次回はゆっくり回っていきたいと思います。あと、次回こそあのミシュラン三つ星店の予約をとって、食べてみたいです!