海を見たくて、先週末と年休二日間を使って、温かい海南省へ行ってきました。
海南省は中国の一番南にある省で、日本で例えると、沖縄的な存在です。海に囲まれている島なので、海浜リゾートが盛んでいて、毎年の1月、2月に、数多くの人が訪れます。
一言、海南とはいえ、台湾より面積が大きいです。今回は省都の海口市にある美蘭空港を使って、主に海南島の北東に位置する文昌市を訪れました。
スケジュール:
2/18
8:25 成都双流発 四川航空3U8751便
11:00頃 海口美蘭空港着
11:30 空港直通の美蘭駅で高速鉄道に乗って17分で文昌駅に到着
12:00頃 ランチ
現地では「中西茶園」が盛んで、飲茶点心、パン、米粉類など様々なスタイルの料理が出されて、しかも時間帯によって提供する料理が異なります。
13:00頃 文南老街で散策
多くの華僑の出身地である文昌の古い町。騎樓と呼ばれる建築が特色。文昌の騎樓は一階が店舗で、二階が東南アジア色の強いベランダ。
休憩に「清補涼(ちんぽーりょう)」というデザート(スープ)を食べました。ココナツミルクベースにいろんなものが入ってる冷たいもの。
16:00頃 バスでゆっくりと50分間、海辺のマンションへ。荷物を置いたら、歩いて5分のビーチへ。場所:高隆湾
18:00頃 有名店で盐焗鸡(塩鶏の丸焼き)を購入し、市場で買った海鮮を使ってマンションで自炊
文昌の鶏がとても有名で、鶏のお腹に薬膳を詰めて、海塩を使って焼いた、その味は最高!そのあと、お水1Lを飲んだけど:)
2/19
市内の運転手を頼んだ、1日8時間で400元、これで自由に市内観光ができました。
朝食(茶園)→文昌航天科普センター(衛星発射場へ案内がなくなって、知識館のみの見物になってしまったので、入館するのをやめた、入館料50元)→琪水湾リゾート(無料)→石の公園(無料)→銅鼓嶺(遊覧車込み80元、事前ネット購入68元)→遅めのランチ(抱羅粉)→月亮湾(無料)→夕食(ココナツミルクスープの鶏鍋)→高隆湾の夜市散策(結局お腹いっぱいで何も食べれなかった)
2/20
朝食(まだ茶園(笑))後、埋立地の清瀾半島で散策、港で漁船から卸した海鮮(カニ、貝、エビ、合計200元ほど)を買って、高隆湾にある海鮮加工してくれる料理店で海鮮料理をお昼として堪能。
午後は文昌駅に戻って、高速鉄道に乗って30分ぐらいで海口市へ。ホテルで休憩してから、夕日を見に世紀公園へ。
公園内におしゃれな雲洞図書館があって、あいにく月曜日は定休日。
歩いて世紀大橋(1.2km)を渡って、海風が強くて、さすが22度でも半袖では少し寒かった。
次は「海大南門夜市」、17時から深夜0時半まで、海南大学南門の外の道路を封鎖して、屋台が軒並ぶ。夜食は老舗の「辣湯飯」。酸っぱくて辛味があって、ご飯は鶏の油を使ったので、とても香ばしい。
2/21
朝はホテルの近くにある免税店(離島免税店)で買い物をしようとしたが、買い物代行?(ブランド品/高級化粧品)ダフ屋?が多すぎて、やめました。
海南省博物館で見物したが、見たい宝物がなんと一個も展示されていませんでした。思わず口コミサイトでつぶやきました。が、無料の博物館ですし、海南省の歴史について勉強できましたし、ヨシとしましょう。
お昼は名物の斋菜煲(野菜鍋、ペースは糟粕醋、それは酒かすベースの酸っぱ辛いスープ)+現地有名のマント肉(東山羊)
海口の騎樓老街と市場で散策
早めの晩ごはんまた茶園(笑)!今回のは現地の人がたくさんいる茶園。料理の味はイマイチですが、海口人は茶園で何をしているのか、よくわかりました。
海南では、女は外で稼いて、家で家事をする、男は何もしないケースが多いため、茶園でのんびりしているのは男が多いです。お茶(甘い!)を飲みながら、宝くじの番号を計算したり、おしゃべりしたり、ドラマを見たりとくかくのんびり!
その後はラッシュが来る前に、ホテルで荷物を受け取って、空港へ。ポイントで引き換えたラウンジでまた少し食べたけど。
20:45 海口美蘭空港発 四川航空3U8754便
23:00頃 成都双流着
海南省の旅とはいえ、短い時間でしたので、回ったのは2都市でした。実は、海南省で一番有名なところは三亞市で、海がとてもきれいですが、人が多すぎると言われています。閑散期なら行きたいと思います。
海南省の四日間で椰子の実をめっちゃ堪能しました。現地の人はほとんどココナッツのジュースだけ飲んで、果肉を食べないようです。贅沢!
海南はコーヒー豆の産地でもあります。福山と興隆のコーヒーを味見しました。